1990-11-21 第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
○説明員(松尾道彦君) ケーソンの製作工事の型枠損料等につきまして、積算が適切でなかったために積算額が約四千八百万程度過大であったわけでございますが、本件につきましては、六十三年十一月に、最終函の型枠供用日数及び第一層の高さが約二メートル未満の場合における工事につきまして積算基準を改定いたしまして、六十四年一月以降契約を締結する工事から適用することとしたわけでございます。
○説明員(松尾道彦君) ケーソンの製作工事の型枠損料等につきまして、積算が適切でなかったために積算額が約四千八百万程度過大であったわけでございますが、本件につきましては、六十三年十一月に、最終函の型枠供用日数及び第一層の高さが約二メートル未満の場合における工事につきまして積算基準を改定いたしまして、六十四年一月以降契約を締結する工事から適用することとしたわけでございます。
○梶原敬義君 最初に、運輸省の関係でありますが、昭和六十二年度の会計検査院の決算報告書によりますと、処置済み事項として、「ケーソンの製作の型枠損料及び外足場損料の積算が不適切」、こういう項目が挙げられております。
港湾補助事業のうち防波堤等の工事に使用するセルラーブロック等の型枠費については、各事業主体が災害査定設計単価表に示されている型枠損料を適用して算定していましたが、この損料の内容について見ますと、最近の施工の実態に即応したものとなっていないため、型枠費の積算が適切を欠いていると認められましたので当局の見解をただしましたところ、運輸省では五十四年十一月に各港湾建設局等に対して通達を発し、補助事業の審査に
その二は、ケーソン製作工事における鋼製型枠費の積算に関するもので、港湾補助事業のうち防波堤工事に使用するケーソンの鋼製型枠費については、各事業主体が積算基準に示されているコンクリート用鋼製型枠損料を適用して算定していましたが、この鋼製型枠損料は最近の施工の実態に即応したものとなっていないため、鋼製型枠費の積算が適切を欠いていると認められるものが見受けられました。
これは、運輸省の第一港湾建設局で、函塊、方塊製作等工事に使用する鋼製型枠損料の積算に当たり、同建設局が独自に定めた管内積算基準等によって算定していましたが、この管内積算基準の内容に適切でないと認められる点が見受けられましたので、当局の見解をただしましたところ、管内積算基準を改める処置を講じたものでございます。